インスタンスの削除禁止とは?
EC2のインスタンスには削除禁止属性(DisableApiTermination)というものがあります。この属性が有効になっていると「EC2 APIを通じたインスタンスの削除」が失敗するようになります。Cloudworksはもちろん、AWS Management ConsoleやEC2 API Toolsをはじめとする各種EC2管理用のサイトおよびツールはいずれもEC2 APIを利用しているため、削除禁止属性を有効に使うことで人為的な操作ミスによるインスタンスの誤削除を回避することができるようになります。
AWS Management Consoleから、削除禁止属性が有効になっているインスタンスを削除しようとすると下図のように表示され、削除できません。
なお、削除禁止属性はEC2 APIによる削除のみを禁止するものなので、インスタンスにログインした状態でOSを終了させたような場合には機能しませんのでご注意ください。
削除を禁止する手順
1.インスタンス詳細ページにアクセスする
ダッシュボードに表示されている「削除を禁止したいインスタンスの名前」をクリックして、インスタンス詳細ページを表示します。
2.インスタンスの削除禁止ボタンを押す
インスタンス詳細ページが表示されたら、ページの下部にある「インスタンスの削除を禁止する」ボタンをクリックします。
これで、このインスタンスをEC2 API経由で削除することができなくなりました。
削除を許可する手順
削除を禁止する際と同様にダッシュボードからインスタンス詳細ページを表示し、「インスタンスの削除を可能にする」ボタンをクリックします。
これで、このインスタンスをEC2 API経由で削除できるようになりました。